1枚の風景写真で100万、1000万、
あるいは億をもし、稼げたら…!!

滋賀県近江八幡市を拠点に、滋賀はもちろん京都・名古屋・三重・岐阜・大阪・神戸・東京・仙台………、全国どこへでも出張ロケーション撮影しまっせ! 近江商人の家族写真家ハマノジョウスケです。

今日はちょっと話が逸れるので、別のタイトルをつけました。ひとによっては最近、私の目が血走っているように見えるかもしれませんが………。

世の中のことはすべてあなたの心の投影ですよ、という一言を呟いて、私は次に進みます。

風景写真にはまったく興味がなかった私ですが…

私、もともと結婚式や家族写真が撮りたくてフォトグラファーになった人なので、風景写真は正直ほとんどまったく、興味ありませんでした。写真雑誌でたまに眺めて、ふーん………、で終わりでしたね。むしろ、技術的には拙いながらも強い意図のあるアマチュア作品を観る方が楽しかったり。

しかし、震災直後の南三陸町でボランティア活動に携わったり、あるいは移住してみて思ったのは、「東北の大自然、マジでハンパねえ…」「この美しさ、魅力、まだまだ世界どころか、そもそも日本国内で、ちっとも知られていないぜ…!」ということでした。


↑2011年夏、ボランティアで宿泊中の南三陸町で早朝、撮影した南三陸・志津川湾の日の出です。津波で養殖のイカダがほとんど流されて、右側にちょっとあるだけ。あまり大っぴらには言われていませんが、大津波によって過密養殖という深刻な海洋汚染が解消されたことは、紛うことなき事実です。あと、後述しますが今後、風景写真やファインアートはJoJo.Miyake名義でリリースしていきます。

で、東北の話に戻りますが。

まあ、とにかく食べ物は美味しいし、海も山もあって豊かですよね。

町内の人たちは「津波で流されて何もなくなった」なんて思っていらっしゃったようですが、私からすると「え? この町、堀り方次第で、まだまだ宝の山がいっぱいあるじゃん!」って思っていました。

だから、2012年秋に南三陸へ移住してすぐ、風景写真にとりくみ始めたんです。十三浜との境にある「神割崎の日の出」なんて絶好のネタだ!と思いましたからね。

けど、これがまた、なかなかうまくいかない………。風景写真、ムズい………。

写真家とか、プロのフォトグラファーとひとくちに言いましても、それぞれ得意分野とか専門分野とかありますし、得意分野以外では素人以下だったりするのも、実はプロのフォトグラファーあるある、だったりします。特に、ウエディングのスナップ撮影って、かなり、特殊なんですよね…。訓練している人と、訓練していない人の差は歴然としています。

なので、余談ですが(ある意味、本筋に戻りますが)「知り合いにプロのフォトグラファーがいるから!」とか「あの巨匠にぜひ撮ってほしい!」などと言って、前撮りなどならともかく、安易に結婚式の撮影を頼まない方がいいですよ(笑) ちゃんと実際のポートフォリオ(作品集)を確認してから依頼してくださいね(笑)

そして、前回のブログでも書きましたが、日本人はとにかく、家族写真だけでなく、風景写真にはことさら、お金を払わないですよね。観光地のポストカードで数百円払ったことがあれば、それでも写真にお金を払っている方でしょうから…(苦笑)

ケント白石さんの「青い池」には勇気づけられました!!

しかし、ケント白石さんがAppleに一枚の風景写真を、当時の私からすると「!!!!!!!!!」という値段で売ったという情報は、資金なし彼女なし地縁なし血縁なしという絶望的な条件で南三陸町に移住した私に希望を与えてくれました………。

(自分の意志で、好きで移住したわりに、こうやって改めて考えると、よくまあ、こんな絶望的な状況に自ら飛び込んだな、という…)

そこから俄然、「風景写真、侮れん!」「ちゃんと風景写真撮れるようになったら、もしかすると億単位で稼ぐのも夢じゃないかも!!」と思って、途端にまわりの景色を見る目が変わりました。だって、人間だもの(笑)

しかし、津波で街の中心部がほとんど流されて何もなくなった東北の田舎町で、「まだ残っている美しい風景写真がもしかしたら莫大な富を生み、それにより雇用が増えたり、さらに人が集まるのかもしれない!」と思ったときのワクワクったら、なかったですよね。

ましてや、ケント白石さんはその後、「青い池のライトアップ」を実際に手がけてプロデュースし、それを撮影して世界に売り込むことで、観光シーズン的には真冬の閑散期の北海道美瑛町に、数万人規模の観光客を集客することに成功しています。今季は10万人突破を見込んでいるそうですから、すさまじい話です………。

ま、しかしながら2013〜2015年当時、私の目の前の現実はそう甘くはなく、結果「東北の風景写真で復興計画」は頓挫しているのですけど………。それでも、めげずに積極的に風景写真にとりくみ続けました。

風景写真で被災地の助けになりたい…!

しかも冷静に考えれば、私は自称「出張ロケーション撮影専門」フォトグラファー。

だとすると、それ一枚でも高値で売れちゃうような風景写真×結婚式で通用するレベルのスナップ写真&家族写真、というふうに掛け算していくと、世界で唯一無二の写真家になれるだろうし、結果、自分が住んでいる地域の魅力を発信して観光客を誘引したり、地域に貢献できるんじゃないか?

風景写真をルールを守って撮る分には環境破壊の危険性もないですし。

私は、そう考えたんですね。

それもこれも、人がバーーーーーーーっと居なくなってしまった南三陸町に移住して、一人で住処に籠もって「どうやったら、津波で何もかも流されちゃったような土地に人を呼べるか」とか「街の中心部は確かに津波で流されたけど、それでも(関西や名古屋と比べたら)自然がまだまだ豊かに残っている東北には美しく、世界に売れるような風景があるはずだ!」とか、毎日真剣に考えていて、自然とそういう答えに行き着きました。

ひそかに「写真」でもっとも難しいのが風景写真


↑こちらは2012年12月早朝の南三陸町、志津川湾。養殖のブイが大量に並んでいます。大変美しく、復興に向けて順調さを感じる一方で、過密養殖の問題はどうなったのかな〜………と他人事ながら気になる光景。ともあれ、この後ただちに岩手県の最東端で人物撮影の仕事もあり、深夜には双子座流星群もあって、写真家としててんこ盛り! ………とにかく、思い出深い一日でした………。

結論からいうと、風景写真ってめちゃくちゃ奥が深すぎて、超絶、大変です。お客様の反応を直接見たくてポストカードを手売りしたことはありますが、原則、単価の安い仕事とか、ストックフォトみたいにいつ売上が立つのかよくわからないような仕事を中心に据えてしまったら、生きていくのがますます困難になる、そう思って、あえて一切、手を出さないことにしました。

ひとつ確実に言えることは、風景写真は、もしかしたら写真のビジネスでもっとも難しいジャンルではないか、ということ。風景写真と比べたら、家族写真や結婚式の写真はまだ需要があるとはっきりわかるほうです。広告写真なんて言わずもがな。

そして、肝心の風景写真ですが、私自身、最近ちょっとしたフォトコンテストで入選したりして(優秀賞は取れなかったんですけどね………悔しい!)、「世界で活躍する風景写真のプロ写真家」からも若干認めていただける程度に、ようやく以前と比べて「かなり腕が上がった!!」と自信を持てるようになりましたが、世界で売れるフォトアーティストとしてはまだまだ…。

それでもまだ、風景写真の世界で売れるアーティストになるための努力を怠らないのは、私の技術や創造力を東北をはじめとする被災地の復興に役立てたいからなんです。

東北からは残念ながら3年前に撤退してしまいましたけど、今でも虎視眈々と再進出を狙っています…!! だって私、真の近江商人ですから………(笑)

日本中の被災地がことごとく他人事に思えない…

そして昨年末、ようやく倉敷市の真備町を訪れてみて、その想いはさらに深まりました。倉敷市は両親の故郷ですから、言ってみれば、私は大阪市で生まれたとはいえ、純血の岡山県倉敷市児島の人間でもあります。

倉敷市といっても正直、真備町は倉敷市の美観地区よりもさらにずっと内陸側で、ぶっちゃけ、完全純血・児島人(美観地区ですら産まれてこの方45年、行ったことがなかったので…)の私からすると、やや他人事という印象は否めなかったんですが、児島の大切な歴史が真備支所の歴史資料室に保管されていて、それで私の家系図づくり、ご先祖巡りの旅で非常に役に立ったのです。そのことに深い感謝を覚えております。


↑2019年1月現在の、岡山県倉敷市真備町の夜です。町の電気は点いているのに、家の電気は………。昼間も、ほとんど人がいません。まさに「ゴーストタウン」と化してしまっています。その切なさたるや………。筆舌に尽くしがたいものがあります。

さらに、たまたま北海道の厚真町にも知り合いが住んでいて、これもまた他人事には思えず………。

もっというと、私自身が作成した十数代に及ぶ濱野家の家系図で祖母と曾祖母の家系を辿っていくと「伊達家」を名乗っているので、これってもしかして宇和島(かつて、伊達家が城主でした)あたりがルーツなんじゃねーの………? とか、母方の祖父母は若かりし頃に神戸で修行していた、とか………。

名古屋で結婚式の撮影でご指名いただいたご新婦様が実は熊本出身、とか、九州は縄文人のご先祖様たちが多い地域だから日本人としては他人事じゃねーぞ、とか、こちらは我ながらこじつけっぽいですが………。

最近、1995年以降、日本のいろんな天災の被災地ってなんか、どうも「自分にとって他人事じゃないような気がする」という感覚がものすごく強くなりました。

本業の家族写真や結婚式の出張撮影はもちろんですが、さらに近江商人の発想で、高く売れるファインアートとしての「風景写真」を掛け算して、地域の美観、風景に再投資できるようなサイクルを創りたい。それが私の切なる願いですし、そこで貢献するために日々、腕を磨いています。

家族写真やウエディングのロケーションフォト撮影に
単体で高値のつくような素晴らしい風景写真を活かしたい!!!!

当然です。

もともと、私、アメリカでベースの撮影料が1万ドル、某ジェニファー・ロペスの結婚式の撮影料に至っては当時2万ドルだったというジョー・ビュイシンクというフォトグラファーに憧れてウエディングフォトの世界に飛び込んだのですが、今となっては………

1万ドルのウエディングフォト or 家族写真 × 1万ドルの風景写真 で、1億ドルの価値をつくる!

というのが、私の現在のひそかな野望、テーマなのです。

今後、風景写真やファインアートは
 JoJo.Miyake名義でよろしくお願いします

ちなみに、風景写真やファインアートといったジャンルの写真は、JoJo.Miyake(三宅丞助)名義でとりくむことにしましたので、心にピンと来た方はこちらもどうぞ、よろしくお願いします。決して安くはない価格での販売となりますが、「ハマノさん、あんた気に入った!!」という旦那魂あふれる投資家や資本家、資産家の方にはぜひ、アートフォトグラフィをお買い求めいただいて、応援して頂ければ幸いに存じます。

JoJo.Miyake Art Photography
https://jojomiyake.love

次回はまた、写真はなぜ高いのか?の続き。

というより、なぜ日本人は写真にお金を払わないのか? に光をあててみます。お楽しみに。