Six Degrees of Separation.

こんにちのSNSの根底には「6次の隔たり」という考え方があります。
世界中のありとあらゆるすべての人、物事は6ステップ以内で繋がっていて、
友達、そのまた友達………、つまり、
あなたの友だちの友だちの友だちの友だちの友だちの友だちを
辿れば、世界中の人々と知り合いになれる、という仮説です。

違う角度から、もう少し具体的に考えてみましょう。

独りの人間には必ず二人の親が必要です。
なので当然、親にもそれぞれ、二人の親が存在します。

つまり、一人の人間には両親とそのまた両親
最低でも4人のご先祖様がいることになります。

その4人にもさらにまた、4人のご先祖様がいます。

家系図をつくるとすぐわかりますが、自分を基点に遡ってみると
とんでもなく多くのご先祖様の存在に驚かされます。

誰もが2000年遡れば1兆人のご先祖様がいるのです。

日本のことわざで「袖振り合うも多生の縁」と言いますが、
私たちが偶々知りあったと思っている赤の他人も
ご先祖様を辿ればご近所様だったり、友人だったり、
あるいはときには敵対していたかもしれないけれど
少なくとも、赤の他人というほどではないのかも。

かえって話が大きくなりすぎて、
まだ漠然としすぎるかもしれませんので、
別の具体例でお話しますね。

私の父の生家は、岡山県倉敷市の
下津井半島にある漁港の真ん前でした。
そして、鷲羽山のふもとの共同墓地に、
集落ほとんどのご先祖様が眠る古い土地。

塩飽本島から濱野家に嫁いだ祖母は生前、
「『濱』のつくお墓は、みんな参っときゃあええ」
と、お墓参りの際、孫の私に教えてくれました。

祖母いわく

「みんな、繋がっとるんじゃけん」

つまり、そういうことです(笑)

この事業は、単に家族写真や結婚式の写真を撮ったり、
プリントやアルバムを制作するだけではなく、

世界中の人々の繋がりを解き明かすことで
「人類皆兄弟」(故・笹川良一氏)の証明に挑戦する

というプロジェクトなのです。

いいえ、それに留まらず、

チームしゃちほこの歌
「んだって!!(歌詞:千原ジュニアさん)」によれば、
人間とバナナのDNAは50%も同じだそうですが、

地球上の、すべての生きとし生けるものが実は家族なのだ

ということを、DNA解析による科学論文などではなく、

実際の家族写真の撮影を通じて探求する試みなのです。

そしてこの先の未来、
いったいどれだけ多くの子孫に
この美しい私たちの故郷、
地球を受け継いでいくことができるのか?

そんな野心を抱きつつ、挑戦しています。

家族写真家ハマノヒロユキこと、初代・濱野丞助