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Various Artists/sunset ibiza

 チルアウト系ってことでずっと気になっていたのですが、コンピレーションアルバムで2枚組ってことで買ってみたイビザのコンピです。まったりと家で聴くにはもってこいです。黄昏のジャケットイメージそのままの音楽。 Inner City の"Good Life"を Ian Pooley がリミックスしていたり、Nuyorican Soul を 4HERO がリミックスした曲とか、ををって感じです。疲れてるのを隠さず、のんびりとチルアウトでいきましょう。


須永辰緒/Organ b. SUITE

 須永辰緒氏の超有名テープ Organ b. SUITE がCDになったというわけで。オシャレな音からイカした音まで回してくれます。実際のDJプレイよりなんだか大人しい気がするのは、気のせい?


Port of Notes/more than paradise

 "(You are) more than paradise"―――。切ないけど、ものすごく心に染み渡る詞であり、曲です。黄昏のなかの、まばゆい蜃気楼に包まれているような、そんな錯覚に陥るほど、心を揺さぶります。


Port of Notes/With This Affection

 Port of Notesのセカンドマキシシングルです。透明感がすごく良いです。でも、そこにあることがわかる空気、それに包まれる感じ。何ともいえない心地よさがあります。静かに一人でいるときに聴きたい音楽ですね。


Port of Notes/Port of Notes

 畠山美由紀さんの、艶のある歌声と小島大介さんの切ないストリングスが印象的な、Port of Notes。安らぎに満ちた歌と音楽の数々が込められています。何かに疲れたら、浸って下さい。


Various Artists/Sister Bossa Vol.2

 ボッサでジャジーなコンピです。って、最近そんなんばっかしですね。かの名曲、"Mas Que Nada"がめちゃめちゃアッパーで仰天させられる1曲目ですが、しだいにやっぱりね、っていう感じに落ち着いていきます。そして心地よいリズムのなかへ。


Port of Notes/Lilac

 いろんな人からオススメされるモノというのは、何かのご縁と思ってふと心の片隅に留めておいたこの名前、Port of Notes。なんといつもの JUN MEN GLOBAL STORE に行ったら「新しいのが入荷しましたよ」ということで、即買い。ああ、もう、最高。ゆるゆるゆるゆるゆる・・・・というより、まさに澄み切った空気のなかで自然に呼吸できるような、そんなさりげなく重ね合わせられた繊細な音と柔らくて優しい女性ヴォーカルの声で、すごく心が落ち着きます。


Jazztronik/numero uno

 先に紹介した2枚より、実は前に発売されている一枚。こちらはもう、ホントにアルファ波でまくりでユルユルユルって感じ。3枚続けてJazztronikを聴くと、変幻自在ぶりにメロメロです。とにかく、ヒーリング効果バツグンな一枚がコレ。


Jazztronik/Nu Balance session 1

 Flower Recordsレーベルから出ています。Jazztronik、とにかくジャズ、ソウル、ボッサが好きな人にはたまらないユニット。フリーソウルな感じで清々しい"Feel the air"、メロウに和めてしまう"Don't hold in your tears"、このへん最高にリラックスです。


AFTERNOON SHOW/AFTERNOON SHOW

 8月に京都の efish であったイベントにて即売されていた、ミックスCDです。全部、懐かしい日本人の曲なんですが、妙に心に染み入るものがあって不思議です。というか、選曲が絶妙に渋すぎます。藤竜也とか、森末慎二とか、かなりイってます。これはこれで、またよしと思わせる力技が、関西ならではのゴリ押しっぷりを彷彿とさせてくれて最高です。


Various Artists/Brazillian Love Affair 2

 帯にはこう記されています。

“すべては解釈しだい” −ブラジル音楽の精神は、実験と、既成のルールを曲げることにある−

 なんて素晴らしい一文なんでしょう。これには人生の知恵が凝縮されているような、そんな気がします。まさに Art de vivre の心だと思いました。前作同様、ジョー・ディヴィスによるカード型のライナーノーツといい、本当に巻きつけた「帯」など、まさにその言葉の実践。収録音楽も今回はラウンジ系という枠を超えて、ゆるゆるなグルーヴからクラブで掛かるようなフロアライクなビートまで自由自在にコンピレート。このアルバムと冒頭の一文を心に刻んで、毎日生活することができれば、きっと楽しい人生になるに違いありません。


Various Artists/Brazillian Love Affair

 『未来に向けて進化し続けるブラジリアン・ミュージック』。そうです、ブラジル音楽が進化していくのと同様、僕らも進化しなくちゃいけない。なんて堅いことの一つも書いてみたくなりますが、音楽はもちろん最高にリラックスした、"LOVE AFFAIR"の名に恥じないムーディな曲揃いで惚れ惚れします。
 ラウンジ系のコンピレーションアルバムとありますように、静かな曲からミディアムなBPMまで良い感じです。仕事に疲れたとき、悲しいとき、なんだか朝起きたら気分がよくて、部屋を片付けてみよう、なんて思ったとき。いろんなシーンに静かに溶け込んでくれる空気のような存在感があります。
 参加ミュージシャンも、JOYCEをはじめ、4HERO、竹村延和、DA LATAといった有名どころを押さえてありますが、その他も珠玉のミュージシャンたちです。


TANIA MARIA/Brazil with my soul

 MONDO GROSSO"MG4"で聴かせてくれた、タニア・マリアのアルバムです。とにかく、素晴らしすぎます。タニア・マリアのソウルフルな歌声とピアノが奏でる情熱的な音楽に心の底から湧き上がる何かを感じます。"PARA CHICK(チックコリアに捧げる)"は特に凄い。イントロのベースには痺れました。"MG4"を聴いて、タニア・マリアが気になったという人は絶対に買いです。


小野リサ/pretty world

 現代のボサノヴァの担い手、小野リサの今年の旬です。スティービー・ワンダーやビートルズなど、有名どころをボサノヴァで歌ったほか、オリジナルを数曲加えた一枚。ハスキーなボイスで奏でる歌は、凪のようですね。


MILTON BANANA TRIO/MILTON BANANA TRIO

 ボサノヴァのゴキゲンなリズム、メロディを聴いていると、やっぱりぼーっと和んじゃいますね。セルジオ・メンデスやアントニオ・カルロス・ジョビンといった有名どころの曲を実に軽快に、心地よく、ウキウキと奏でています。ボサノヴァが生まれて40年以上経っていますが、なぜこれまで古びることなく、今も人の心を和ませるのか、それを教えてくれます。