2011年夏に初めて南三陸を訪れ、2012年秋に移住してから、ことあるごとに戦後の焼け野原から日本の復興、再興を果たした創業経営者たちの偉大さを思う日々でした。
流されてしまったありとあらゆるもの。瓦礫。文字どおりの亀裂。土砂に埋め尽くされた箇所も多々。こんな景色から事業を立ち上げて、現在の日本を築き上げたのか………と。
特に、ソニーは個人的にただならぬご縁があり、親近感を憶える企業です。
さて、奇跡的に震災後の東北で移住独立した私は、東北から新たな事業や産業を創造できるチャンスなのでは、という気持ちと不安とが入り乱れていました。
そんななか自らを奮い立たせ、ソニーをはじめ多くの偉大な創業経営者への尊敬の念と彼らの足跡に勇気づけられ、なんとか生き延びました。
ところで昨年、2018年限りで貴重な歴史のたくさん詰まったソニー歴史資料館が閉館になるとの知らせを受け、2018/12/25、慌てて品川へ行ってきました。
建物を入ってすぐに掲げられた、創業者・井深大(いぶかまさる)さんの貴重なメッセージ。
なんだか、いまの我々を勇気づけてくれるような、そんなメッセージに思わず、じーん、ときました。
館内はもう、とにかく驚きと懐かしさと感動のプロダクツと、時代を超えて響く珠玉のメッセージの数々。思わず、涙腺がゆるみました。そんな素晴らしい歴史資料館が閉館だなんて………!!
これを多くの方々、特に子どもたちに観てもらいたい! …と、私は断りを入れて、さっそくソニーα7RIIIで館内を撮影し、ソニー本社の広報担当者様からも掲載ならびに頒布のご快諾をいただきました。
そういうわけで!
以下の写真をクリックしてどうぞご覧ください。
大画面4K/8Kテレビで閲覧できる写真データの配布も行なっていますので、興味のある方はぜひ。