RECOMMENDED

ページ 16/15/14/13/12/11/10/9/8/7/6/5/4/3/2/1


MONDO GROSSO featuring Amel Larrieux /NOW YOU KNOW BETTER

 アルバム"MG4"に収録されていた、アメール・ラリューの名曲のシングルカットです。当然、同時収録のリミックス各種がポイント高いです。ニティン・サウニーによるBPMの速いハウスリミックス(どこかジャングルっぽい)、そしてアコースティック演奏された、birdの歌う"LIFE"、さらに"LIFE"をポルトガル語で歌ったバージョンを収録していて、どれも素晴らしすぎます。"LIFE"のアコースティックバージョンは、FACEが歌ったサウダージ・アンプラグドとはまた違う良さ、ライブ感が滲み出ていて、聴き惚れます。それから特に、"LIFE"のポルトガル語バージョンはバックトラック自体はシングルで発売されたオリジナルバージョンなのですが、ポルトガル語のせいか、一種独特なエキゾチックな感じが漂っていて、意味はよくわかりませんが(対訳がついてません)、語感もよくて、雰囲気もすっごく感じさせる何かがあります。とにかく最高!!


MONDO GROSSO/BUTTERFLY (analog)

 たまたまうちの会社のお店に行ったら、アナログ盤を1枚だけ置いてあって、これ(アナログ)はさすがに"LIFE"ほど、なかなか売れないねーなんてスタッフが言うものですから、思わず買ってしまいました。別にCD盤の内容との全然違いはないんですが、やはり音がやわらかく、やさしく聴こえるようなそんな感じがいいです。リミックスをそのときの気分でピッチコントロールして聴いて楽しんでいます。


SLEEP WALKER/AI-NO-KAWA

 かつてタケオキクチのTシャツ付CDで入手した「愛の河」がアナログのトラックで発売されて、しかもSLEEP WALKERのめちゃくちゃ気になる新曲もサイドBに収録とのこと。これは欲しい!と思っていたら、大好評のため再プレスされたということで、エスペシャルレコーズの通販で買いました。そして、このためにアナログプレイヤーも入手。この手でかけた瞬間、本当に嬉しかったです。どちらの曲も生演奏ということもあってか、とにかく、熱くほとばしるような、まさに魂を揺さぶる極上のトラックに仕上がっています。将来、名盤として刻み込まれる一枚になるはずです。


MONDO GROSSO/MG4

 大沢伸一氏のソロユニット、MONDO GROSSOが3年ぶりのフルアルバムをリリース!! すでに先行シングル"LIFE featuring bird"にて新生MONDO GROSSOの息吹を感じさせてくれてましたが、とにかく今回はクオリティが高い! アメール・ラリューやタニア・マリア、御馴染みマンデイ満ちるといった素晴らしい歌い手も参加して、聴かせてくれます。ブラジル、ボッサ、ジャズ、そして2ステップをうまく融合&昇華した、ジャンルの枠にとらわれない心地よさ、グルーヴ感がたまりません。


MONDO GROSSO featuring MONDAY michiru/BUTTERFLY

 "LIFE"に続く、シングルです。2ステップのメインバージョンに、ジャジーなハウスを2タイプ収録。ピアノとストリングスのイントロで始まり一転、マンデイさんの歌声とともに2ステップのリズムへ。抑えをきかせた声でめいっぱい抑揚をつけて美しく歌い上げています。新しいサウンドを予感させてくれます。"Sleepy Tongue Mix"は大沢さんやギターの田中義人さん、ジャズトロニックのメンバーによる新しいユニットのリミックスで、ピアノに代わってアコースティックギターによるリード。これまた実に旋律が美しいです。


DA LATA/Songs from the Tin

 パトリック・フォージとクリスチャン・フランクの2人からなるDJユニット、DA LATAのファーストアルバムになります。ブラジル、ジャズ、ハウスをうまく融合したサウンドに色っぽい女性の歌声をのせて、フロアでは気持ちよく踊らせてくれること間違いなしです。やぱり、DA LATAのイメージする曲は高い音域の声よりは低くてちょっとハスキーさを含んだ声のほうが絶対に合うと思います。ヒットした"Pra Manha"に加え、昨年末にリリースされた"Rio Vida"を収録しています。哀愁に酔いしれて踊りたくなります。


MONDAY michiru/Chasing After The Sun

 ジョー・クラウゼルのプロデュースによる4シーズンシリーズ第2弾。しかも今回はご本人も登場していたNTTコミュニケーションズのCMで使われたBee Gees"How Deep Is Your Love"のカバーソングでさらに1枚ってことで、お得になっています。個人的にはちょっとそろそろマンデイさんには飽きてきたかな…。というよりはなんだか量産気味という気がしますね。


Various Artists/PUNCH THE MONKEY! 3

 もはや恒例と化している、PUNCH THE MONKEY!の第3弾です。今回も毎度おなじみの小西康陽氏ほか、ダンス☆マン、タジマタカオ、MURO、クレイジーケンバンドなどバラエティ豊かなメンツがリミックスを手がけてます。前作はなかばヤケクソ気味にジャンル崩壊してましたが、今回は一応まとまって仕上がってます。ダバダバとスキャットで歌うルパンのテーマ、 田島貴男のあやしい歌声がインパクト大な『ルパン愛のテーマ』、そして意外や意外、MUROの超コテコテなジャズアレンジには魂消ました。ピアノメインで愛のテーマをリミックス。ゴージャスです。これまでのシリーズで1、2を争う出来のよさでは。その他、ルパン三世2で使われた"SUPER HERO""SAMBA TEMPERADO"のリミックスも秀逸。


荻野目洋子/Make It On My Own

 荻野目洋子のシングルですが、MONDO GROSSOの大沢伸一によるプロデュースです。大沢さんのプレイリストに頻繁に登場するので、ちょっと気になって買ってみたところ、マンデイ満ちるの"YOU MAKE ME"に通ずるようなノリの良さ。それでいて、なかなか荻野目ちゃんの声も良いです。バックコーラスにはマンデイさんです。


Soul Bossa Trio/Soul Bossa Trio Remixes SUPER NOVA

 Soul Bossa Trioをはじめ、内海イズル、Kyoto Jazz Massive、Jazzanovaらによるリミックスです。全編通してブラジルにこだわりまくってます。なかでも、Kyoto Jazz Massiveによる"Hope"のリミックスは実に、実に熱いです。フロアで掛かればいきなりクライマックスでしょう。ジャケットも遊んでて面白いです。


MONDO GROSSO featuring bird/LIFE

 待ちに待っていた、MONDO GROSSOの新曲です。日本語詞と英語詞の両方を収録しており、ボーカルにはbirdとFACEをフィーチャリング。birdではMONDO GROSSOとしては初めての日本語詞です。でも、違和感など微塵も感じさせないどころか、とても自然に仕上がっています。曲自体はブラジル風味がたっぷり。イントロから全編を支えるアコースティックギターからは夏の海辺と潮風を感じてしまいます。そして、パーカッションには砂を踏むような、そんな感覚がじわじわと。歌詞の内容、そして曲調、すべてにわたってラテンがもつ陽気さと儚さ、切なさ、哀しみという背反性が染み込んでいます。あまりの旋律の美しさに涙することもあるでしょう。   対するFACEのバージョンでは2ステップとサウダージ。サウダージなリミックスでは、アコースティックギターから始まる壮大なイメージとFACEの歌声にメロメロです。


mixed by DJ 19/TRANCE ESSENCE EDGE #2

 タワーレコードで「たまには他のジャンルも聴いてみるか」と試聴して衝撃を受けた一枚。1曲目がそりゃもう、とにかくカッコいいのなんの、鳥肌たちました。音がうねるように覆い被さってきて脳を直撃。「アドレナリンどっぱどぱだぜ!」((C)頭文字D)とはまさにこのこと。ハードトランスはピアノの旋律がキレイなものが多く、昔から気になっていたのですが、音の重ね具合へのこだわりなどはある意味、ジャズに通ずるものがあるように感じます。


Shinichi Osawa/SAKURAHILLS DISCO 3000

 21世紀のディスコをイメージした、大沢伸一によるコンピレーションアルバムです。"SAKURAHILLS DISCO 3000"といえば、知る人ぞ知る、大沢さんのハウスチューンのリミックスネーム。当然、今回もハウス調の曲が大半を占めていますが、大沢さんが最近ハマっているという2ステップも取り入れたり、アースウインド&ファイアの名曲『セプテンバー』のリミックスも収録していて、実にフロアを意識した楽しい選曲になっています。その他、KYOTO JAZZ MASSIVEやSATOSHI TOMIIE、DJ SPINNA、FANTASTIC PLASTIC MACHINE、テイ・トウワ、birdなどを収録。


MONDAY michiru/NEW BEGINNINGS

 4シーズンをテーマにした4部作の1作目です。DA LATAがプロデュースを担当し、ブラジル風味もたっぷり入っています。ただ、個人的にはDA LATAの曲でマンデイさんの声はちょっと音域が高すぎるような気がします。もうちょっと低い声の人のほうがバランスがとれていていいのでは、と思いました。   "NEW BEGINNINGS"、"STOP'N LISTEN" (クリスチャン・フランク@DA LATA)は、"Optimista"からの流れを汲むような感じで、マンデイさんらしさが感じられて良いです。


Truby Trio/A GO GO

 TRUBY TRIOのアコースティックでなおかつダンサブルな曲です。トランペットからピアノ、そしてバンジョーなどを使ったユニークなリズムが無茶苦茶カッコいい! やっぱり、トゥルービートリオは凄かった。"A GOGO BOOZOO BANJOU MIX"と"PRIMA VERA"なども収録し、マキシシングルながらも珠玉のセレクトと言えるでしょう。ちなみに、このCDは手に入れるのはかなり困難だと思います。HMVで購入しましたが、入手に2ヶ月ほど掛かり、その後は確認したところでは入手不可という表示に変わっていました。