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COSMIC VILLAGE/MIXT GENERATIONS

 今回の COSMIC VILLAGE はある意味、FUTURE JAZZ路線の Kyoto Jazz Massiveな雰囲気を感じます。まぁ元々、どこがどうちゃうねん、と突っ込まれても説明しにくいところですが。  Jazztronikのリミックスなんか特にいい感じです。全体的にカッコいいし、聴きやすいし、これまでのオリジナルアルバムより断然オススメ。


MONDO GROSSO/DON'T LET GO

 これまた久々のリリース。既に「トロピカーナ」のCMで御馴染み、ファンキーなサウンドが意外だった MONDO GROSSO の新曲です。ギターをジャカジャカ掻き鳴らしながら2stepというのはかなり新鮮。まさかこういう路線でくるとわ! しかし、意外感はありつつもやっぱりリズムに乗ってしまうあたりサスガですよ、大沢のおやびん!


Kyoto Jazz Massive/Kyoto Jazz Massive e.p.

 ひっさびさのリリースが嬉しい Kyoto Jazz Massive です。今回はこれまでのコンピ等に収録されたフューチャージャズ路線の曲はもちろんのこと、ベベル・ジルベルトをヴォーカルに迎えた"The View From Her Room"がスゴイ。肩から力が抜けて和めること間違いなしのカフェ音楽。非常に心地良しです。


COSMIC VILLAGE/T.B.D., W.Y.G.2

 COSMIC VILLAGEのニューシングルです。コテコテの“フューチャー感”をたっぷり、しかし前回のアルバムほどは濃すぎず、ライトに聴けるので安心。COLDFEETのヴォーカルとまさやんのサックスが絡み合うT.B.D.は非常にかっちょイイです。


阿川泰子/Other World

 1曲目からノリノリなラップも絡めた音が意外すぎますが、艶のあるヴォーカルはさっすが元祖クラブディーヴァ? 80年代っぽい懐かしさもあって、いろんな意味で今風を逆手にとってるのかも。それはまたそれでよしといった感。


嶋野百恵/MOE'T Meets Bluey

 以前、某DJにもらったカンカン系のテープに気になる日本人の曲が。嶋野百恵の"Hot Glamour"という曲のBossa Mixです。エロティックで爛れた感じがものすごくセクシー。ボッサの心地よいリズムに彼女の歌声がのった途端、別の世界が開けてきます。このアルバムはインコグニートのブルーイによるリミックス集です。痺れるほど、いい組み合わせなのです。


Soul Bossa Trio/Simply Sounds

 1993年から2000年までの、Soul Bossa Trioのベストアルバムです。フュージョン風からスパニッシュ、ソウル、ハウスまで幅広い旋律を聞かせてくれます。Cosmic Villageのまさやんこと中村雅人、Port of Notesの畠山美由紀、日野皓正など参加ミュージシャンも豪華です。Kyoto Jazz MassiveのRemix Ver.もいいけど、オリジナルの"Hope"は土臭さやスパニッシュなノリがめちゃオススメ。未発表の新曲"Dolphines"も収録。


JAZZANOVA/JAZZANOVA The Remixes 1997-2000

 昨秋にシングル集を出した JAZZANOVA が手掛けたリミックスのコンピレーション。SOUL BOSSA TRIO、BALANCO、IAN POOLEY、U.F.O.など、結構有名なリミックスワークが2枚組で凝縮されてるので、お得かも。


Soul Bossa Trio/Time and Tide

 Soul Bossa Trioのベストリミックスアルバムです。Jazzanova、K.J.M.、インコグニート、Jazztronik、Dazzle-Tなどサスガの Remixer たちが勢ぞろい。オススメはやっぱりオシャレにブレイクが決まってとっても気持ちいい、 K.J.M. の Hope です。


KYOTO JAZZ MASSIVE/CROSSBREED

 Kyoto Jazz Massiveによるコンピレーションアルバム。ブラジルやハイブリッドなサウンドを幅広く揃えて、家でしっとり効くもよし、クラブで掛かったらリズムにのって踊るもよしといった懐の深さがいいです。ライナーノーツにはジャズやフュージョンに対する沖野さんの想いが本音で書かれていて、これまたいい感じ。


Various Artists/Soul Source - JACKSON 5 REMIXES

 これさえあれば、21世紀もバッチリ。ハッピーなグルーヴたっぷりな一枚に仕上がってます。小西康陽氏、大沢伸一氏、マンデイ満ちるなどの豪華面々によるJACKSON 5のリミックス集なわけですが、とーにーかーくー、みんな楽しんでリミックスしてる雰囲気がヒシヒシと伝わってきます。小西康陽氏と小林径氏がリミックスした"I want you back"は名リミックス。大沢さんの2stepリミックスも意外だけどカッコいい。


remixed by Shinichi Osawa/Never Can Say Goodbye

 Soul Sourceからのシングルカット。大沢伸一氏、小林径氏のリミックスとそれぞれの原曲を収録。JACKSON 5をまだ聴いたことがない方は聴き比べながら楽しんでみてはいかが?


CALM/The Vibes from the Boot Shape

 HMVが発売した SCHEMA レーベルのコンピレーション第3弾です。CALMがセレクトしてるってことで、CALMらしい黄昏感たっぷりのメロウで静かな旋律メインの楽曲から、名曲"Life"(Vibrazioni Productions) まで奥深い。まさに「エウレカ!」といった感じの選曲で、なんだかホゲホゲになってしまう午後のアフタヌーンティなのです。というか、買った後に n.v.cafe* に行ったら、いきなり B.G.M. にされてしまったもののノープロブレム、いい感じの日曜のけだるい午後であった、という一枚といえばわかりやすいでしょうか。


IKEDA, masanori/The Swingle of Sounds of SCHEMA

 HMVリリースの SCHEMA レーベルのコンピレーションアルバム、お次は第2弾、池田正典氏登場。Break'n Bossaシリーズに収録された名曲なんかも入ってて、そりゃいい感じですよ。ゴージャス、イタリアン・ボッサ!! という感じで、「女性上位時代」の世界観が迫ってくるわけなのです。ポップで明るく楽しめる一枚なのでありますね。


NICOLA CONTE/jet sounds

 HMVからこの度リリースされた SCHEMA レーベルのコンピレーションアルバム!! 第1弾は、泣く子も黙る?ニコラ・コンテです。軽快でポップなイタリアンボッサといえば、彼をおいて他にないって感じですが、相変わらずやってくれるわけです。"bossa per due"や"forma 2000"など、クラブでもグイグイ掛かる数々の名曲がこの一枚に収められているなんて、贅沢極まりない。ライナーノーツは小西康陽氏、なんとNicola Conte自らリミックスを計画中ってことで、こりゃもう楽しみが尽きませんな。